テレビドラマ【ドクターX~外科医・大門未知子~(2期) 第9話(最終回)】
⇒ドクターX ~外科医・大門未知子~
とうとう
最終回を迎えました。
村田九留美(本田望結)を助けるために高松第24分院から転院させたが、
この最終回では、2転3転のドラマが展開されます。
いったい、大門未知子(米倉涼子)は、九留美を助ける事が出来るのか?
九留美は、蛭間重勝(西田敏行)の特患として教授陣のみのカンファレンスが開かれる。
執刀医は、大門として、そのカンファレンスに参加し、『多臓器体外摘出腫瘍切除』を提案する。
しかし大門としてもやった事が無い手術に、失敗する可能性もはらんでいる。
蛭間は、娘、裕華子(藤岡沙也香)の手術をまんまと、近藤忍(藤木直人)にやらせたことで、
怒り心頭の状態である。
蛭間は、非常にリスキーな手術を帝都医科大学付属病院でやらせたくないため、
手術は中止。そして大門の契約を終了してしまうのです
この時、初めて大門は、蛭間に頭を下げてお願いするシーンが印象的でしたね
蛭間は、近藤と海老名敬(遠藤憲一)を近江屋に誘う。
主任選に向けた工作が、この後銀座ロダンで票を持っている教授陣に対して行われる。
近藤は、一足先にロダンに行くように指示を受ける。
残った海老名に蛭間が、票の一本化のため降りるように説得する。
海老名は、御意!と返事をしてしまいます。
結局、海老名のキャラクターは、権力に逆らえないですね
九留美の手術が出来なくなってしまった大門は、神原晶(岸部一徳)に詰め寄り、
高松第24分院に行かせて、九留美と合わす事を図った相手が誰なのかを聞き出す。
そして、大門は東帝大学病院長、蜂谷宗造(古谷一行)を訪れる。
そこには、
1期のヒール役だった帝都医科大学付属第三病院元院長、毒島隆之介(伊東四朗)が居る。
九留美の両親から毒島へ助けを求めれていたんですね
ちなみに、帝都医科大学付属病院は、東帝大学病院の系列病院なんですよ。
蜂谷が大門に手術を成功させることが出来るのか?と問うと、
いつもの威勢のいいフレーズ。『失敗しないので』の言葉が返ってきます。
そして、『多臓器体外摘出腫瘍切除』は世界で2例しか成功した事が無い手術で、
日本では、成功例がないと、手術の価値を説明するのです。
成功させる自身のある大門の言葉に、蜂谷は、蛭間に手術をさせるように電話を入れます。
政治力が嫌いな大門が、最終回で見せた初めての政治力の利用なんですね
大門は、九留美の手術を執刀する事を勝ち取り、近藤、海老名、鷹野七起(浅野和之)を助手に付ける事を蛭間に約束させるんです。
しかし、蛭間は簡単には引き下がらない。
今度は、東帝大学病院病院長、蜂谷を引きずり下ろすため手術の失敗を画策します。
大門によるカンファレンスが開かれると、手術日は12月19日。
この日しか、手術室を全て使える日が無いと設定されたんですが、
実は、この日は主任選の当日!
って言う事は、助手に入るはずの3人は、手術が出来ないんですよ
これが、蛭間が画策した、手術を失敗させる方法なんです。
手術前に大門は、何度となく手術の進行をシュミレーションするが、1人ではまったく時間が足りない。
しかし、1人で行う事を前提にシュミレーションします。大丈夫なのか~
九留美の手術は、研修医を助手に始まります。
その同時刻には、主任選がスタート。
近藤は、主任選の決意表明後、なんと!!!
主任選を辞退し、大門の元に行ってしまいます
そして、鷹野も同じく行動を共にします。
海老名だけが、最後まで迷いその場に居続けるんです。
主任選は、一旦凍結してしまいます。
九留美の手術は、大門1人では順調とは行かず、いきずまったりしますが、
神原のフォローもあり、難関を突破していきます。
2人の教授が合流ししましたから、いつもの流れるようなスピードで進んでいきます。
最後まで、主任選の席を立たなかった海老名が、手術に参加しようと向かった時には、
すでに成功が確信され、助手がいらない状況まで進行してしまっていたんだよね。
何も自分の意志を表明できなかった海老名なんです
九留美の手術が成功した事で、蛭間は次の手を打ってきます。
神原に大門の帝都医科大学付属病院への正式採用。
契約金5千万円、年俸5千万円の前払いのオファーをするんです。
そして、今回の手術の成功を大々的にアピールするための記者会見を開くんですが、
執刀医の大門は、蛭間のオファーを蹴り、記者会見には現れません。
焦った蛭間は、記者に紹介したのはなんと、海老名なんです。
何もしなかった海老名は、この公表で主任にもなってしまいます
最後の場面は、外科統括部長室。
毒島と馬淵一代(三田佳子)が訪れる。
馬淵は、帝都医科大学付属病院を辞め、永住権が取れたパリに移住する。
そして、蛭間の元に1通の手紙が届く。
帝都医科大学付属病院から送られたものなんですが、その内容とは、
『解雇』
それを知っていた毒島は、静かに部屋を後にします。
何もしなく、蛭間に忠誠を誓って付いて行った海老名が就任と名声を勝ち取り、
大門は、組織に縛られないフリーランスの道を選らび次につなげたストーリーでした。
最後は、悪者が退治される結末でしたね。
権力に縛られない大門の活躍は痛快でした。
再び続編があるのかも?って感じさせられましたね
ドクターX ~外科医・大門未知子~ DVD-BOX
2013-12-30 12:32
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