【とんび】
第6話は、タイトルが「父と息子の最期」となっていますが、
勝手にコチラの方が心に響くんじゃないかと思いました。
「思い出の朝カレー」って感じです^^
地元の大学へ進学するのだとばかり思っていた父・市川安男(内野聖陽)は、
息子の旭(佐藤健 )から早稲田大学へ進学したいと打ち明けられ、
別れて暮らすのが寂しく思い、酔っ払って東京から遊びに来たアベックに絡んでしまう。
そして、警察に連れて行かれ取り調べを受けるはめになってしまいます。
父親を迎えに来たのは息子の旭。
どっちが親なのか?分からない場面から、
自宅に戻り、旭に説教される安男ですが、逆切れ状態!
東京に行くならお金は出さないと当たり散らす安男。
そして、家を出て行ってしまう旭。とシーンは、移っていきます。
ここで今日の見どころなんですが、
幼馴染の照雲(野村宏伸)に海へ遊びに行こうと誘われる安男です。
以前旭がまだ、幼少の頃、母親がいない事に寂しさを覚えた場面と同じ浜辺で、
照雲に説教される。
喜んで旭を東京に送り出してやろうとの気持ちからの説教です。
以前の場面では、照雲の父・海雲(柄本明 )が説いて聞かせましたが、
照雲が父に一歩近づいた場面ではなかったかと思います。
ちょっと、その時の場面を思い出して、可哀そうな幼少アッくんを思い出しちゃいましたね。
そして、今日のもう一つの見どころは、
旭が東京に出発する朝にカレーを食べているシーンです。
前夜に父・安男と食べた、市川家のカレー。
そこには、
グリンピースがカレーに乗っているんです。
カレーにグリンピースが乗っているのなんて、何年ぶりに見たかって感じです。
私も懐かしくなりました^^
その場面に連動しているのが、エンディングの現在のシーンです。
坂本由美(吹石一恵)から食事の誘いの電話に気が付かず、
同僚と一晩飲み明かして、店を出た時に携帯に連絡があった事を気付く。
その足で、由美の自宅に食事をご馳走になりに行きます。
起きてきた由美の息子・健介(黒澤宏貴)に旭は、カレーが一番おいしいのは、
1晩寝かした朝カレーと教えてあげます。
東京に来てから食べていなかった、「思い出の朝カレー」を嬉しそうに食べる姿が、
とてもいい表情を浮かべていました。
幸せ!って言うのが滲み出ていた場面になっています。
やっぱり、【とんび】は感動的な作品になっていますね。
次回も楽しみです^^!
2013-02-21 00:15
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