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とんび 第10話 最終回 [とんび]

【とんび】



今回は、第10話が最終回になります。

放送は、30分の延長のワイド版、90分になっています。

荷物の下敷きになる市川安男(内野聖陽)の場面からのはじまりですね。



この場面は、旭を助けようとした美佐子(常盤貴子)が亡くなってしまう場面の再現を、

今回は、天ヶ崎通運同僚の葛原の嫁(橋本真実)が孫を連れて 天ヶ崎通運に遊びに来る。

そこで、孫が荷物の下敷きになるところを安男が助けるんですが、

美佐子と同じであれば、ほんと回顧録で終わってしまうところでしたね。

病院のベッドでピンピンしている安男なんです^^



おもしろいのがこの後の場面から続きます。

入院時に受けた検査の結果が、なぜだか?再検査の通知を受けてしまいます。

そうすると、どうでしょう。

安男は、不治の病にでもかかっているのかと言う程の心配ようなんです。

退院して、たえ子(麻生祐未)のところに行った時には、自分はもう長くはないと思い、 通帳のある場所などをたえ子に告げます。 たえ子は、そんな安男の姿がおかしくってたまりません!

そして、再検査の結果は、全く問題なしなんですね。

勝手にもう長くないんじゃないかと思っていた安男は、拍子抜けというか、元気を取り戻します。



安男が働いている天ヶ崎通運は、早期退職者を希望する張り紙が貼られる状況で、

安男は、東京勤務を命じられます。

ここから場面は、東京に移っていくのですが、安男のめんどくさい性格を考え、

安男を東京に呼んだ、萩本常務(高橋和也)は、事前に旭(佐藤健)と連絡を取り、

旭の家に泊まれるように仕組むんですね。

何も知らない安男は、銀座でタクシーを降ろされてしまう。

そこに、偶然を装って由美(吹石一恵)が現れます。

そして自宅に招かれるというシナリオなんです。

どうでもいいけど、離れて暮らす息子の住んでいる所に来ているのだから、 ちゃんと連絡を入れて、泊まりに行けばいいんですが、ただでは修まらないんですね。



そんなめんどくさい性格の安男も東京転勤を決めるんです。

たえ子のお店で開かれた送別会では、珍しくしんみりとした飲み会になってしまいます。

生まれてからずっと住んでいた町。そして安男を取り巻く仲間達のこと想う安男です。

ここで一番さみしい想いになったのは、ねえちゃんことたえ子ですね。 本当の弟のように世話をしていたんですからね。



そして、東京で旭と一緒に暮らしをはじめるんですが、安男の性格です。東京暮らしが合いません。

東京に来てからの安男は、今までのような元気がありません。

ある日、勝手に決めてしまうんです。

会社を辞めて故郷に帰る事を。

旭には、なんか良く解らない論理なんですが、親だから遠くで笑っていなければならない。

故郷の人達の事が心配だし、親だから親でいた。って言う事なんです。



安男の優しさが、ちょっと現れる場面が故郷に帰ったところでありました。

安男は、会社を辞めたんですが、その時萩本常務に推薦をしたのが、リストラが決まっていた、 後輩の葛原(音尾琢真)なんですよ。

運送会社の安全と言うものが染みついている人間として薦めてようです。



それから安男は、たえ子のお店を手伝うようになります。

やっぱり、故郷で仲間に囲まれているのが、一番楽しそうなんですね。



そんなある日の事です。

由美の息子・健介(黒澤宏貴)が居なくなってしまいます。

旭と由美の間に子供が生まれて、健介の事をかまってくれる人がいなくなったと寂しい想いから、

安男のところに来てしまいます。

この時のシチュエーションがおもしろいですね。

旭が安男のいるゆうなぎに健介が居なくなった事を報告しますが、まさかこっちに来るなんて、

子供1人では考えられないんですけど、そこはドラマですね。

安男が、お店の外に出てみると、そこに健介がいるんですよね。



今回の見処であり、最後の場面になります。

東京から健介を迎えに来る、旭と由美。

場面は、旭が小さい時に母親がいなくて寂しがった時にみんなで温めてあげた浜辺です。

旭は、健介に近寄ると頬っぺたを殴ります。それは、安男が旭を殴ったように。

そして、力一杯、抱きしめてあげるんです。健介にも旭の気持ちが伝わった瞬間ですね。



クライマックスは、安男がはじめて旭に親らしく説いて聞かせます。

親がしなければならない事は、『子供を寂しがらせてはいけない』ってことを教えます。

安男が、亡くなった海雲和尚(柄本明 )の教えの通りにしたがって、親になれた瞬間でしたね。

旭も、今までで一度も不幸だと思った事はない、普通にずっと暖かかったから。

だから、親父は、俺の海なんだと思う。という包み込んでくれる優しさを与えていたんですね。

最後は、回顧録も混じり美佐子も登場します。

身寄りのなかった、安男と美佐子は、家族が増える事に、喜びを感じるのでした。



愛と感動をもらえたドラマでした。

TBS系列の日曜ドラマは、いい作品が多いですね。

現代のキーワードの一つである等身大って事が、よりこの作品を身近に感じられる存在にしていた のではないかと思います。

また、次の作品も期待したいところですね^^




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カラマーゾフの兄弟 第10話 [カラマーゾフの兄弟]

【カラマーゾフの兄弟】



冒頭からいつもと違い、過去の場面ではなく新たな話しから入っていましたね。

三男・黒澤涼(林遣都)が母・詩織(安藤サクラ)の墓前で、丸谷八重子(山野海)と再開する。

そこで聞いた事は、新たな展開をほのめかす内容になっています。

実は、父・文蔵(吉田鋼太郎)にはもう一人の子供がいるかも知れないという内容なんです。

涼は、次男・勲(市原隼人)にその事を相談し、長男・満(斎藤工)の裁判にかたが着いたら、

探してみようと勲は告げるのですが、気になった涼は、翌日から探し始めます。

この展開は、今回の話のエンディングに続くんですね^^



拘留中の長男・満に面会をする加奈子(高梨臨)は、やっと自分の気持ちの整理が着く。

満に別れを告げるために面会に訪れたのです。

加奈子は、満を変えようとしていた事を詫びるが、満は、加奈子に相応しい男になる事を望んでいた。

という、それぞれの思いを告げるんですが、行動や容姿からはちょっと想像がしづらい満の優しさって、

なんとも違和感がありますね。似つかわしくない優しさって感じがします。



状況が急展開するのは、この後からなんですが、

勲は、久留美(芳賀優里亜)に会います。

そして、犯行日、久留美は何も予定が無かった事を告げます。

その後自宅で勲は、満の調書との違いを見つけて翌日満に接見して確認します。

勲は、何かを掴んだんですね!



それと同時に涼は、もう一人の兄弟の行方を捜すんです。

そして、児童養護施設で一緒だった人を突き止め、ササキジュンヤの事を聞きます。

付き合いが無いと言う事で何もつかめないようなシーンでしたが、

思い出したようにササキジュンヤの写真を見せてもらうんですが、

その表情は、いかにも知っている人間が映っているという表情を浮かべています。

涼は、勲に電話をしますが、電話には出てくれない。

涼は、警察に向かいます。入江刑事(滝藤賢一)を連れて自宅に向かいます。



一方、勲は、涼から連絡をもらったのは、クライマックスの真っ最中でした。

と言う事で、この場面が今回の見処になります。

自宅に戻った勲は、末松(松下洸平)に聞くんですね。

犯行日になぜ、満兄さんに久留美が家に来るって伝えたのか?

なにも答えない末松。

そう、涼が写真で見たササキジュンヤは、実は末松なんです。

ここからの使用人であった腰の低い末松は、自分の思いをぶちまけて行きます。

内に秘めたひとの想いって言うのは、いろいろな感情があるっていうのを

上手く表現してくれています。

なんとなく、冒頭から犯人を匂わせる展開でたのでね。



末松と勲の場面で終了でしたので、続きが見たい展開にしていますね。

楽しみですね^^






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まほろ駅前番外地 第10話 [まほろ駅前番外地]

【まほろ駅前番外地】



今回の第10話は、前回の9話の続きになります。

初めて2回での完結の話になっていますが、結構心打たれる場面が多かったですね。



行天春彦(松田龍平)はしきりに、かくまっている新村清海(刈谷友衣子)に、

清海がテレビインタビューを受けた際のコメントである、

『さみしいよー、さみしいよー』と言っていた事を話します。



はじめは、清海の事を茶化しているのかと思っていましたが、

実は、これって全く違った意味があったんですよ。

実は、清海が逃亡している芦原園子(山本舞香)へのメッセージだったんですね。

前話を思い返してみましょう!



犯行の合った日、中学時代の親友・清海は、園子に呼び出されています。

そして、園子は清海の財布を盗んでいなくなっていまいます。

現金は、5千円程しか入っていなかったのですが、キャッシュカードが入れてありました。

実は、そのキャッシュカードの暗証番号をメッセージにしていたんです。



『さみしいよー、さみしいよー』と言っていたのは、その暗証番号、3341だったんです。

清海の貯金通帳には30万円ほどの預金がしてありました。

そのお金を引き下ろして、逃げ伸びて欲しいとの願いが込められていたんです。



久しぶりに行天の鋭い観察が観れましたね。

いきなりでしたが、今回の見処のひとつでありました。



多田啓介(瑛太)は、星良一(高良健吾)に依頼されたもう一つの仕事を、

行天と清海には内緒で進めて行きます。

園子を警察や組織よりも早く見つけ出すという依頼です。



今回久しぶりに登場するのが、吉村刑事(三浦誠己)です。

多田は、吉村の弱みを使って、今回の事件の犯行現場である園子の部屋を見せてもらいます。

そこで新たな発見をしたものがあったんですね。

勝手にそのものを持ちかえって来ます。



そして、多田は星の事務所に行って、今回の依頼を改めて断ります。

まぁ、ここで普通は、内情を知っている多田を依頼から降ろさせるなんて事はないと思うんですが、

星には、狙いがあったんですよ。

清海をかくまうという依頼だけは継続させます。



多田は、園子の部屋に有ったプリクラ写真の貼りつめられたグッズを渡します。

そのプリクラ写真を見て清海は、ポツポツと話し始めます。

自分は見て見ぬふりをしていた、園子への申し訳ないと言う気持ちはき出します。



清海は、分かっていたんです。園子が隠れている所を。

3人が向かうのは、廃校になった清海と園子が通っていた中学です。

清海は、園子に会う事が出来ました。

そして現れたのが、まほろギャングの星です。

切れ者星は、はじめから清海が園子の居場所を分かっていると思っていたんです。

それを多田を使って園子を見つけようとしていました。

これで星の目的は達成です。

星役の高良健吾ですが、オールバックにして目つきの鋭くする役も、さまになっていました。 いいひと役とは、180度違うんですが、上手いですね^^



そしてエンディングの場面が、もう一つの見処になってます。

清海と園子を警察署の傍まで送った多田と行天は、2人を見送りながらの行動がおもしろかっらです。

たばこを吸おうとする多田に、1本もらう行天なんですが、実は1本しかありません。

あっさりと、最後の1本を渡してしまう多田なんですが、

行天は、火を付けて1度吸い込むと、多田にその煙草を渡します。

2人は、交互に1本の煙草を吸うんですが、なんとも自然に行っている所が良かったです。

なにかと行天は、女の子と2人になると、ゲイだから心配いらない。

多田が好きだから、なんて事を行っている場面がよくありますが、

今回の場面を見ていると、まんざらその言葉は嘘でもないのかなぁ、って感じてしまいました^^



見処満載って感じの9話と10話でした!









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とんび 第9話 [とんび]

【とんび】



今回の第9話は、とうとう回想録ではなくリアルな時間になりましたね。

結婚する事を決めた、市川旭(佐藤健)と坂本由美(吹石一恵)が旭の父親・安男(内野聖陽)に

会いに行く場面になります。



電話で、会ってもらいたい女性がいると安男に伝える旭ですが、

由美の年齢や離婚歴、子供がいる事を話しません。

ちょっと年上で、慶応大学出身としか言わないんですよね。

由美からしてみると、これだけでは足りないと思ってしまいますが、

安男は、実はすごく嬉しくて、町中の人にふれまわるんですね。

旭が、故郷の駅に降り立ったときには、町の数十人という方が迎えに来るんです。



そして、一筋縄ではいかないのが安男の性格なんですね。

電車から降り立った由美を見て、あからさまにガッカリしてしまうんです。

そのポイントが、旭の母親・美佐子(常盤貴子)に似ていないって事だけです。

自分が思ってしまった事は、なかなか変えようとしない、面倒臭い性格の安男です。

家に到着しても、まともに話そうとしない。そして挙句の果てに旭とケンカしてしまいます。

旭と由美は、東京に戻ってしまうんです。



この次の場面がいいですね。

由美の気持ちと行動が素晴らしいです。

由美は、翌朝こっそり1人で、また安男のところにいくんですね。

婚姻届の身元保証人の欄にサインをもらうために、旭に内緒で向かいます。

さすがお母さんですね。へこたれない根性がありますよ!

しかし、一回言いだしたら変えようとしないというか、出来ない安男の性格です。

由美の気持ちは、粉砕されてしまいます。



今回のクライマックスへと移っていきます。

照雲(野村宏伸)が安男を飲みに誘います。

そして道すがら、たえ子(麻生祐未 )のお店で由美が待っている事を告げます。

お店に入る時に照雲がいいます。安男の本当のホントの気持ちを言うように。

まぁ、ちょっとやそっとでは、素直な気持ちを言わない安男なんですが、

旭が、由美の息子・健介(黒澤宏貴)と現れます。



今回の見処はコチラになりますね。

旭は、安男に健介のおじいちゃんになってくれるって思ってくれればいいと言うんですね。

安男も孫と言われると、文句がでません。

しかし、ここで照雲が旭に怒るんですね。照雲が怒るなんて今までに一度もありません。

由美は、美佐子ちゃんとは全く似ていない、結婚をあきらめろって言うんですよ。

照雲が怒って話すもんだかた、安男は黙って聞いています。

照雲は、そんな安男の事はそっちのけで、なぜこの結婚に反対かを告げます。

由美の下を向いたままの表情が寂しそうって感じでしたが。

突如、安男は立ち上がって、照雲に怒り出します。

由美が美佐子そっくりだ。嫁の悪口を言うんじゃないって感じの怒りようなんですよ。

でも実はこれ、照雲の芝居だったんです。

ホントの気持ちを素直に口に出せない、安男の性格を知り尽くしているからできる事なんですね。

たえ子は、途中で気付いていた様子です。



毎回思いますが、ホント面倒臭い性格の安男ですね。

でも、周りから愛されている、憎めない性格がいいですね。



そして、平成11年に移ります。

なんと、美佐子が荷物の下敷きになったのと同じシチュエーションです。



次は、最終回の90分ワイド版になっていますね。

お見逃しなく^^






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まほろ駅前番外地 第9話 [まほろ駅前番外地]

【まほろ駅前番外地】



今回の第9話は、まほろ市で起こった殺人事件。

女子高生が、父親を殺してしまったという場面からのスタートになります。



その場面と便利屋とがどうつながっていくのかな?

って思われたオープニングでしたね。



居なくなった女子高生・芦原園子(山本舞香)の中学時代の親友・新村清海(刈谷友衣子)は、

テレビのインタビューを受けた事で、ちょっとした有名人になってしまう。

まほろギャングと呼ばれる星(高良健吾)に連れられ多田便利軒に来るのです。

この場面でも、多田啓介(瑛太)は、清海を当分置いておいてくれっていう仕事を

一旦は断るのですが、お金を出されると受けてしまうんですね^^

公共料金も払えない状態なんですから、断れる理由はないんですね。



実は、星からはもう1つの仕事を依頼されるんですね。

誰にも知らせずに多田一人でやらなければいけない仕事なんです。

それは、居なくなった園子を警察よりも先に探し出す事なんです。

当然、ここでも、探偵でもない多田は、断るんですね。

怪しい匂いがあるので最もなんですが。

しかし、着手金と成功報酬額を目の前に積まれると断りきれなくなるんですね。

そして、今回も依頼を受ける事になります。

分かり易い性格の多田なんです!



最初は、行天春彦(松田龍平)を警戒する清海なんですが、

行天が女子高生としての清海に興味がない事がわかると、だんだんと打ち解けて行くんですね。

行天は、清海にゲイだから心配ない。好きなのは多田だからって告げるんですね。

何気ない表情で話す行天なんですが、このことって多分事実だと思いますね^^



今回は、見処って言う程のところはなかったんですが、

ちょっと新しい発見がありましたね。

多田と行天の出逢いなんですよね。

行天は、ホームレスをしていた時の煙草を買うのに10円足りない。

そこでティッシュ配りをしてた多田は、10円をあげるんですね。

そして、行くところがなかったら、来るように勧めたのがキッカケで、

多田便利軒に居付くようになったんですね。

もうすぐ、ドラマも終わっちゃうんじゃないかと言う時に、初めて知った出来事です。



そして、今回は初めての事が起こるんですね。

もう終盤に差し掛かっているのに、一向に完結しそうにないですよ。

って思っていたら、はじめての次回への続きになってしまいました。

一話完結型で、強引に終わらせていたりもした回もありましたが、 今回は、正真正銘の次回への持ち越しです。

そうすると、ますます次回が楽しみになってしまいます^^






カラマーゾフの兄弟 第9話 [カラマーゾフの兄弟]

【カラマーゾフの兄弟】



第9話に移り、今回は出だしから黒澤涼(林遣都)の露出が多いですね。

兄弟想いの優しい涼は、長兄・満(斎藤工)の無罪を信じ、自分が出来る事をやります。

満と逃げようとした吉岡久留美(芳賀優里亜)に会いにバーに行きます。

久留美は、満の無実を信じている涼の気持ちを聞いて確信するんですね。



久留美は、涼に言います。

満が本当に守りたかったのは、兄弟なんだと。

それを聞いた涼は、ますます満を助けたいとの思うんですね。

そして、久留美から満の事を聞かされます。

満は、兄弟を守るための勇者になりたかった。

それを果たせなかった想いを今も悔やんでいると告げられます。



自宅に戻った涼は、次兄・勲(市原隼人)に兄達を信じる想いを打ち明けます。

純粋な涼の目を見ていると、何か変わってしまった自分に思いつめてしまう勲です。

そして、留めのことばが涼から告げられます。

『困った時に支えあえなかったら兄弟に生まれた意味がない』

このひと言で、勲は目が覚めたようですね。

それにしても、優しい役処ですね涼君は!



場面は代わって、拘置所に移された満ですが、否認していることから、刑事・入江(滝藤賢一)は

追い込みをかけるんですね。

避妊を続けていると久留美や弟達に迷惑をかけてしまうと。

ちょっと、この場面は、入江のいやらしさがでていますね。

とっとと罪を認めさせて刑務所に送りたい入江ですが、現実もこんなんですかね?



そんな追い込みをかけられた満は、犯行を認めるような発言をしはじめています。

そして、勲は改めて弁護人として接見します。

そこでは、父から解き放たれたい。そのため、満の無罪を勝ち取ることが必要と考え、

弁護をする事を決意するのです。



そして今回の見処はこの後の場面です。

廊下ですれ違う勲と入江です。

弁護をしても勝ち目はないと言われる勲は、やっていても、やっていなくても裁判に勝てばいい!

この時の勲の表情は、父・文蔵(吉田鋼太郎)の性格そのものであったように見れましたね。

涼との話で、やさしを取り戻した勲と思いきや、父の血が支配しているって感じられる瞬間でした。



密かに犯人は、勲じゃないかと思っているんですが?

まだ、ハッキリとはしませんね。

次回に持ち越しになります^^






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書店員ミチルの身の上話 第9話 [書店員ミチルの身の上話]

【書店員ミチルの身の上話】



今回第9話では、とうとう直接竹井輝夫(高良健吾)にフライパンを振りかざしてしまった、

古川ミチル(戸田恵梨香)の罪に悩み、動揺する場面になります。



竹井をフライパンで殴ってしまったミチルは、動揺して部屋を出て行ってしまいます。

直接、犯罪に手を染めてしまった事への恐怖からなんでしょう。

そこに、親友の初山春子(安藤サクラ)が長崎からミチルに会いに来たところに遭遇します。

ミチルは、心の許せる親友の顔を見た事で、ホッとするんですね。

初山は、そんなミチルを見て何も聞かずに一晩付き合ってくれます。

そしてミチルは、初山に何も言いだせないまま、翌朝別れてしまいます。



その後に、なんと東京に来た立石武子(濱田マリ)を見つけてしまいます。

その時のミチルの驚いた表情は、いい演技をしているように見えました^^

逃げるように、京都行のバスに乗り込んでしまいます。

ここからのストーリーがミチルの心を揺れ動かします。

京都行のバスの車内で老夫婦と出会い、京都旅行を一緒に過ごす事になります。

実は、その老夫婦は娘を交通事故で亡くし、入ってきた保険金の使い道も考えられず、

取りあえず、京都を訪れたんです。

そこで、ミチルを見つけ、亡くなった娘とダブってしまったんですね。



そして、その老夫婦がミチルに言います。

保険金の使い道などない、お金が入って来ても娘は戻ってこないって事なんです。 親って言うのは、子供には無償の愛をささげるもの。 そんな気持ちを分かってやって欲しいと告げます。

そんな言葉を聞いたミチルは、長崎の実家に向かいます。



今回の見処は、こちらになります。

実家をが見える小高い場所に立ち、家の前でミチルの自転車を手入れする父古川継徳(平田満)が

映し出される場面です。

継徳は、自分のせいで戻ってこれないと思っているものの、口に出しては言えない。

しかし、ミチルがいつ戻って来てもいいように備えているんですね。

そんな父の心を察してなんでしょうね。

犯罪まで犯してしまったと思っているミチルは、実家には戻りません。

その父と娘、2人の心境が良く映し出されたシーンであると納得してしまいました!



そして、実家を後にしてさ迷うミチルです。

ここで運命的な出会いがまっています。

ナレーションをしていて、ミチルの事を妻と語っている大森南朋と出会います。



なんとも恐ろしい演出が、最後の場面に待っていました。

ミチルにフライパンで殴られた竹井なんですが、実は気絶していただけなんです。
むくっと起き上がるシーンは、フランケンシュタインでも見ているようでした(怖っ)



次の展開が、どんどんおもしろそうになっていきそうです。

見逃せないようですよ^^






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八重の桜 第9話 [八重の桜]

【八重の桜】



第9話は、薩摩藩は会津藩に接触を図ります。

薩摩藩高崎佐太郎(浜谷康幸)が、会津藩秋月悌次郎(北村有起哉)と会い、

京都から長州藩を追い出しにかかります。

高崎と秋月は、中川宮(小須田康人)にご拝謁し出陣の勅を下るようにします。

そして、京都御所の警備の任を解かれた長州藩を薩摩&会津が武力で

御所に入るのを阻止して、見事に計画を成功させます。

長州藩と手を組んでいた三条実美(篠井英介)は、参内を禁止された事で、

長州藩の庇護の元に逃げるのであります。



この功績により会津藩には、御宸翰(天皇直筆の書)を御製(天皇が詠んだ歌)とともに賜われる。

この時のシーンは、江戸時代と言うか、武士の考え方ってこうなんだという場面でした。

御宸翰を上座に置き、会津藩松平容保(綾野剛)一同は、あたかも天皇がそこに居るが如く、

頭を下げるのですね。

その御宸翰と御製が読み上げられると容保は、涙ぐみます。

ここ最近は、このパターンになっていますね^^

そいて予てからお願いをしていた、洋学所の開設が許され、藩政改革を進めることとなった

山本覚馬(西島秀俊)です。



国元会津では、照姫(稲森いずみ)が八重(綾瀬はるか)が通う長刀の訓練場に視察に来ます。

そこには、現在謹慎処分を受けている元家老西郷頼母(西田敏行)の妻千恵(宮崎美子)を

見つけると、照姫は女性達に伝えます。

『会津を想う心がひとつならば諍いもひと時のことである』

殿がお留守の間に会津の結束を図る上で積極的に表に出る照姫なんですね。

この言葉が、頼母に伝わると、謹慎の身ももう少しで解かれるのではないかと喜ぶのです。



そして今回の見処はといいますと、

照姫の御右筆(書記)が選ばれると言う噂が広がります。

八重は、会津のために働きたいという気持ちが物凄く強く、先の長刀の訓練場に視察では、

照姫の目にも止まったということで、有頂天になっています。

そんな時に現れたのが、高木時尾(貫地谷しほり)の弟盛之輔なんですが、

時尾が御右筆に選ばれたとの知らせをしに来ました。

そこは、八重の屋敷です。

八重の父権八(松重豊)、母佐久(風吹ジュン)は時間が止まったような顔をしています。

ただ一人、川崎尚之助(長谷川博己)だけが、何やら安堵した微笑みを浮かべていました。



その夜、落ち込んでいる八重に川崎は、自分の気持ちを打ち明けます。

『ホッとしている』

新式銃を作り上げるためには八重の力が必要と言う言葉を掛けますが、 果たしてそれだけ?とちょっと含みがある川崎の様子でしたね^^

八重は、その言葉に救われたのか、必要とされている事の喜びの何とも言えない表情を浮かべるのでした!

この表情は、かわいらしく素敵でした。






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とんび 第8話 [とんび]

【とんび】



第8話では、珍しく市川旭(佐藤健)が怒って坂本由美(吹石一恵)の自宅に押し掛ける、

そんな場面から始まります。

そして海雲(柄本明)から20歳になったら読むようにと渡された手紙を 坂本に読ませます。

そこには、父安男(内野聖陽 )がどんな人間であるのか?書かれています。



そして回想の場面へと移っていきます。

安男の父親は実は、生きていたんです。

新しい奥さんの息子から連絡を安男は受けます。

父親は、入院をしていて、もう長くはない体になっている。

安男に一目会って、謝りたいと思っているんですね。

でも、安男の性格では、素直に会いに行くなんて事はしないんですね。

旭との約束で、東京にには行かないと決めているなんて意地を張るんですよ。



そんな安男にたえ子(麻生祐未)が石鹸箱の船を渡すんです。

その石鹸箱の船は、安男が父親から作ってもらったものなんですが、

子供の時に東京に行って帰ってこない父親への怒りから捨ててしまったものでした。

安男は、忘れていましたが、旭に石鹸箱の船を作ってお風呂で遊んでいたのは、 実は、父親から受け継いだものだったと、分かるんです。



ここから、安男は東京に行くんですが、はちゃめちゃな理由を作るんです。

そして、仕事で東京に行く事にして、そのついでに父親の見舞い、旭に会いにいきます。

相変わらず、メンドクサイ性格をしている安男なんですね^^



そして、東京で父親が入院している病院に見舞いに行きます。

今回の見処はこちになります。

父親は、薬で眠っていますが、そこで安男が見つけたものは、3月10日の新聞記事のスクラップブック。

実は、3月10日は安男の誕生日なんです。

安男は、しみじみ思うんです、血は争えない。今の安男そのもののなんですね。

まだ眠っている父親の手をとり、安男の周りのひとの話を教えてあげるように語りかけるんです。

最後に、憎んでいたはずの父親に感謝をします。今の自分に満足していると心から思っています。

安男らしい、メンドクサイ性格はここでも現れます。父親が目を覚ます前に帰ってしまいます。

本当に素直ではない性格なんですね^^



今回の第8話が、今までの中でもっとも感動的なお話になっていると、勝手に思っています。

①上記に記載した、病院のベットで寝ている父親に話しかける安男

②海雲和尚からの手紙で、母が亡くなった真実を知る旭

③旭の坂本へのプロポーズ



是非もう一度見てみたいお話になっています。

次は、またひと波乱がありそうな内容の予告になっていますよ。

お楽しみにしていて下さい( ̄∇ ̄)/






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カラマーゾフの兄弟 第8話 [カラマーゾフの兄弟]

【カラマーゾフの兄弟】



第8話を観て、やっぱり黒澤勲(市原隼人)と刑事・入江悟史(滝藤賢一)の2人の演技がいいなぁ、

ってつくづく思いましたね。

入江が、黒澤3兄弟の取り調べから、容疑者を満(斎藤工)に絞って裏取りを行います。



満の恋人・遠藤加奈子(高梨臨)に入江は、満の事を聞きに行きます。

そこで、加奈子は、満の事は自分が一番分かっていると入江に言いきるのですが、

満は、吉岡久留美(芳賀優里亜)と逃げようとしていた事を告げる。

加奈子に対して、そんな決定的な事を刑事って、言ってしまうもんなんでしょうかね。

だからと言って、加奈子の満への思いが断ち切れる事ありません。

勲を訪ねて行き、満を助けて欲しいとお願いするんです。

勲は、決して加奈子のお願いを断れないんですよね。

これは、はじめから一貫していますが、勲の加奈子に対する気持ちって一度もはっきりとはされません。

どうみても、勲は加奈子の事が昔から好きであるって感じですし、

それであれば、加奈子の好きな兄・満に対して決して良くは思っていない感情がどこかにはあると思えます。



勲は、満の担当弁護士として満に接見します。

しかし、そこで満から出てきた言葉は、勲が真犯人ではないかと問い詰めるんですね。

例のごとく、勲は左肩をぎゅっと握りしめ、震えながら怒りを露わにする姿をみて、

満は、親父そっくりだなって言うんですね。

勲は、その言葉に恐怖心で一杯になります。

実は、最も父・文蔵(吉田鋼太郎)に似ているのが勲であるからなんですね。



そして実は、涼(林遣都)も兄・勲のことを密かに疑っているのではないかと思われる場面もあります。

父の肖像画に向かって『自由になりましたよ、あなたの手から』とつぶやく勲の姿を見てしまうんですね。

その事を、回想する涼の場面は、心に引っかかるという効果をにじませています。

そろそろ、勲の本性が爆発しそうな気配がします。

弁護士という職柄、最も冷静に発言することは多いのですが、父に対する憎悪は兄弟の中では、

最も大きいように感じられます。

この後には、もっと恐ろしい感情が現れるのか?楽しみでもあります。



これからの入江の役柄が、ますますこのドラマをオモシロくさせてくれるのではないかと、

期待したいと思います。

脇役として、すごーくポイントになっている登場人物って思いますね^^






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