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僕のいた時間 第1話 [僕のいた時間]

テレビドラマ【僕のいた時間 第1話】




三浦春馬主演の新作ドラマです。

女優は、多部未華子が出演し重要な役を演じています。

難病と闘い今を生きる青年の物語が繰り広げられていきます。

今時の若者の協調性というか、本音を隠し仲間と上手くやろうとするシーンも随所に反映されていますよ。



澤田拓人(三浦春馬)は、ある商社の集団面接を受ける。

隣で面接を受ける本郷恵(多部未華子)の携帯が鳴ってしまうと、

自分の携帯が鳴ったと言って恵を庇うのです。

面接後、拓人は恵に、ピンチの時に冷静に判断できるとのアピールをしたのだと言います。

そして別れ際に拓人が、また会おうといいます。

拓人と恵は、同じ大学の学生だったのです[わーい(嬉しい顔)]



時間は流れ、大学4年生の秋を迎えます。

しかし、拓人はまだ1つも内定をもらっていません。

大学構内で初めて、恵と遭遇します。

お互いに内定をもらっていない2人は、出会った商社に不合格の理由を聞きに行きます。

分かってはいたが、当たり障りのない答えが返ってきます。

そして2人は、ささやかな現実逃避を試み、海に出かけて行きます。

3年後の自分に手紙を書いて、シャンパンボトルに入れ、砂浜に埋めます。



親友、水島守(風間俊介)は拓人の住むマンションに居付いています。

拓人の家は、山梨で総合病院を経営している金持ちなんですね。

弟の澤田陸人(野村周平)が医大受験で東京に来るので荷物を持ちかえるように守に言う。



陸人の受験大学の見学に澤田昭夫(小市慢太郎)、澤田美和子(原田美枝子)の両親揃って東京に出てくる。

拓人が自宅に戻ると、3人が夕食を摂っている。

一瞬、リビングのドアを開ける事に躊躇する拓人ですが、

気を取り直して、歓迎するトーンで3人に声を掛けます。

拓人は、長男ですが医大には進んでいません。

親の期待は、弟の陸人に注がれているんですね。

食卓では、陸人を気遣う両親。

上から目線で兄、拓人に話しかける陸人と言った構図に、

嫌な顔をせず応対する拓人なんです。

そして、昭夫は、就職が決まっていない拓人に自分の病院に事務として入社する事を勧めます。

訳のわからない企業に就職するよりも、親にとって恰好が付くと言う理由からです。

表面上は冷静を装っている拓人ですが、悔しい想いをするんですね[ちっ(怒った顔)]



恵は、拓人からの連絡を待ち続けています。

大学学食で親友の村山陽菜(山本美月)と居ると、拓人からはじめて連絡が入ります。

少しじらして電話に出ようとすると切れてしまいます。

直ぐに掛け直さないところが、女心を表現したシーンになります。

中々再度の連絡が来ないので、夜になって恵から連絡を取ります。

ついつい待ちわびていたので、会いたい気持ちが会話に現れてしまいます。



ある日、拓人は、先輩の向井繁之(斎藤工)と恵のアルバイト先であるファミレスに訪れます。

突然の事で、恵は驚きますが、鏡を見て化粧を直し注文に行きます。

全ての料理を試食している恵にお勧めの料理を注文を出します。

向井は、先にファミレスを出て行きますが、その際の恵に向ける眼差しは何なんでしょうか?

意味深な感じなんですよね。



拓人と恵は共に1つも内定をもらえず、とうとう大学4年の冬を迎えてしまいます。

すると、ショッキングな事件が拓人の耳に入ります。

以前面接で一緒になった同じ大学の坂下柊二(夕輝壽太)が自殺をした知らせが入ります。

仲が良かった訳ではないのですが、お通夜に行くと、恵も来ています。

恵にとっても、拓人同様に仲が良かった訳ではないのですが、戦友と言った仲間なんですね。

100社の就職面接を受け、1社も内定をもらえず苦にしての自殺だったのです。

就職氷河期の今を反映させたシーンなんでしょうが、心の弱さを感じずにはいられないシーンになっています。

お通夜の帰り際、突然、拓人は恵にキスしていいかと言います。

こんな時に拓人が何を考えているのか理解できない恵は、幻滅してしまいます。

拓人は、何も考えないでふと浮かんだ欲求を表現したんでしょうね。

本音をに人に見せない現代の若者の表現といったところです。



拓人は、最後の面接先である宮前家具を訪問します。

そこには、恵も面接を受けに来ています。

「学生時代に学んだことは?」との面接官の質問に、

恵は、前の学生が自分が考えていた事を話してしまい、

同じ内容に、途中で話を終わらせてうつむいてしまいます。

そして拓人の順番になります。

予定通り、いつもの差し障りの無い話をし始めますが、坂下このと気になっていたのです。

突然、話を変え、小学校の時から誰かの期待に応える自分を演出していた事を話し出します。

はじめて、素の自分をさらけ出したんです。

その場にいた恵には、心に残った言葉だったのです。



宮前家具からの合否通知がメールで配信される。

恵は、いつものように不合格通知が届きます。

一方の拓人には、二次面接と健康診断の通知が届きます[わーい(嬉しい顔)]

はじめて内定がもらえたことを実家に報告しようとすると、逆に実家から連絡が入ります。

それは、弟の陸人が、第一志望の医大に合格したと言う母の喜びの連絡でした。

拓人も内定をもらった事を伝えようとしますが、弟の喜びで一杯の状況でやめてしまいます。

たぶん、名も知らない会社に内定をもらっても、母親が喜ばない事を知っているからなんでしょうね。

折角、素直な自分を取り戻したと言うのに[exclamation]



拓人は、恵のアルバイト先で恵が出てくるのを待っています。

拓人は、純粋に内定をもらった事に「おめでとう」と言ってもらいたかったから恵に会いたいと思ったのでしょう。

そして、拓人は、時々身に起こる異変に見舞われます。

自分の体がおかしいと気になるのです。



今の若者を表現しつつ、就職の厳しさやゆとり教育の心の弱さを盛り込んでいたと思われる第1話でした。

これから主人公の拓人にどんな変調が現れてくるのか?

そして、恵の存在は拓人にとってどんな存在になって行くのか見ものですね。

⇒僕のいた時間



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