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書店員ミチルの身の上話 第9話 [書店員ミチルの身の上話]

【書店員ミチルの身の上話】



今回第9話では、とうとう直接竹井輝夫(高良健吾)にフライパンを振りかざしてしまった、

古川ミチル(戸田恵梨香)の罪に悩み、動揺する場面になります。



竹井をフライパンで殴ってしまったミチルは、動揺して部屋を出て行ってしまいます。

直接、犯罪に手を染めてしまった事への恐怖からなんでしょう。

そこに、親友の初山春子(安藤サクラ)が長崎からミチルに会いに来たところに遭遇します。

ミチルは、心の許せる親友の顔を見た事で、ホッとするんですね。

初山は、そんなミチルを見て何も聞かずに一晩付き合ってくれます。

そしてミチルは、初山に何も言いだせないまま、翌朝別れてしまいます。



その後に、なんと東京に来た立石武子(濱田マリ)を見つけてしまいます。

その時のミチルの驚いた表情は、いい演技をしているように見えました^^

逃げるように、京都行のバスに乗り込んでしまいます。

ここからのストーリーがミチルの心を揺れ動かします。

京都行のバスの車内で老夫婦と出会い、京都旅行を一緒に過ごす事になります。

実は、その老夫婦は娘を交通事故で亡くし、入ってきた保険金の使い道も考えられず、

取りあえず、京都を訪れたんです。

そこで、ミチルを見つけ、亡くなった娘とダブってしまったんですね。



そして、その老夫婦がミチルに言います。

保険金の使い道などない、お金が入って来ても娘は戻ってこないって事なんです。 親って言うのは、子供には無償の愛をささげるもの。 そんな気持ちを分かってやって欲しいと告げます。

そんな言葉を聞いたミチルは、長崎の実家に向かいます。



今回の見処は、こちらになります。

実家をが見える小高い場所に立ち、家の前でミチルの自転車を手入れする父古川継徳(平田満)が

映し出される場面です。

継徳は、自分のせいで戻ってこれないと思っているものの、口に出しては言えない。

しかし、ミチルがいつ戻って来てもいいように備えているんですね。

そんな父の心を察してなんでしょうね。

犯罪まで犯してしまったと思っているミチルは、実家には戻りません。

その父と娘、2人の心境が良く映し出されたシーンであると納得してしまいました!



そして、実家を後にしてさ迷うミチルです。

ここで運命的な出会いがまっています。

ナレーションをしていて、ミチルの事を妻と語っている大森南朋と出会います。



なんとも恐ろしい演出が、最後の場面に待っていました。

ミチルにフライパンで殴られた竹井なんですが、実は気絶していただけなんです。
むくっと起き上がるシーンは、フランケンシュタインでも見ているようでした(怖っ)



次の展開が、どんどんおもしろそうになっていきそうです。

見逃せないようですよ^^






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