【八重の桜】
こんばんは。
第5話は、吉田松陰(小栗旬)が安政の大獄で生涯を閉じるお話ですね。
今回の見どころは、松陰が死罪になる。そこで残した最後の詩ですね。
『至誠にして 動かざるものは 未だ これあらざるなり』
この意味は、誠を尽くせば動かせないものは何もない、という意味になります。
『誠』とは、本当のこと。うそ・偽りのないこと。誠実で偽りのない心。すなおでまじめな心。
こんな意味があります。
黒船でペリーの来航から開国を余儀なくされ、日米通商条約が終結された安政年間、
徳川300年の体勢が崩壊しつつある幕末期に、志を持った思想者が国のあり方を
命をかけて行った勇気ある言葉ですね。
現代においても、この言葉の意味が通じないなんて事はありませんね。
信念を持って困難にぶつかっていく。
心から信じて行動することの大切さを、教えてくれています。
人の心を動かす要因は、誠の心であります。
私利私欲では、どんな口当たりの良い言葉でも人は動きませし、
一時動かせても継続させるのは、難しいでしょうね。
この時代のかわそうと思ってしまう場面もありました。
会津藩の重鎮、西郷頼母(西田敏行)に山本覚馬(西島秀俊)が意見書を見せた時です。
こんな事を下級武士が、してはいけない行いになっているってことですね。
藩主は、殿様ですから、意見をしてはいけないのが、この時代の習わしなんですね。
現代の主権の違いを感じてしまいました。
今回は、主人公の山本八重(綾瀬はるか)の出る幕は少なかったですね。
これからの、ますます動乱に巻き込まれる八重は、強い大人になっていくんしょうね。
次回も楽しみになります^^
2013-02-06 23:41
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